日本大学理工学部建築学科
 Department of Architecture. Nihon University College of Science and Technology. 

日本大学理工学部建築学科 駿河台キャンパス
101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
Tel 03-3259-0724(教室事務室)
E-mail www-admin@arch.cst.nihon-u.ac.jp

 

地盤基礎研究室

所属教員:山田雅一教授、道明裕毅助手

 
駿河台校舎5号館565A・B 号室
 

建物を縁の下で支えているのは、
自然の産物である地盤です

 
 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で、首都圏においては東京湾東部沿岸と利根川沿岸で液状化被害が集中して発生しました。液状化発生地点の地盤は埋立てによる人工造成地盤でした。また、盛り土による造成地盤が崩壊するなど地盤変状に起因する建物被害も確認されています。そのため地盤や地形の影響を考慮した合理的な基礎構造の耐震設計が必要とされています。 
 また基礎構造の設計法は、世界的に「仕様設計」から「性能設計」に移行しつつあります。従来の安定計算や許容応力度の照査だけでは対応できなくなってきていて、地盤の変形予測の重要性が高まってきています。建物を支える地盤は自然の産物であり、その成り立ち、土質の種類、環境状況などの違いによってその強度と変形挙動が異なります。このような地盤の特性を考慮して建物を設計・施工していくことが技術者として要求されるのです。 
 このような背景のもとで当研究室では、地盤、基礎、地震、液状化、地盤改良、動的相互作用、山留めをキーワードとする以下の研究テーマを計画している。

1.建物と地盤の動的相互作用に関する研究
2.セメント改良土の強度・変形特性に関する研究
3.エネルギーの釣合に基づく液状化地盤の損傷評価に関する研究
4.液状化被害の損失評価手法に関する研究
5.山留め壁に作用する土圧特性に関する研究
6.地盤材料の物性評価に関する研究
7.地盤材料の構成則に関する研究

 
●指導方法および受け入れ条件
 
 前期は、研究テーマによりグルーピングし、グループごとに共通の地盤・基礎に関する基礎知識の講義ならびに研究テーマごとの輪講を行う。また、文献調査や実験・解析の計画については、研究の進捗状況に応じて指導する。後期は、研究テーマごとに実験方法や解析方法について個別指導を行う。いずれのコースの学生も受け入れ可能である。
 
●卒業研究の進め方
・卒業研究テーマの決定(4月)
・研究グループごとのゼミナール(4~7月)
・中間発表会:研究の背景と研究目的(8月)
・卒業研究の個別指導と研究進捗状況報告会(9~1月)
・中間発表会:卒業論文の目次案(12月)
・卒業研究発表会と卒業論文提出(2月)
 


 

基礎構造、地盤改良、液状化、地盤材料の性質

山田雅一 [教授] / Masaichi Yamada


博士(工学)
 
1961年、福島県郡山市生まれ。日本大学東北高等学校卒業。1983年、日本大学理工学部建築学科卒業。1985年、日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了。1985~1994年、住友セメント(株)中央研究所 勤務。1994年~日本大学理工学部建築学科。


 

基礎構造、液状化、地盤材料の性質、地盤の動的問題、地盤改良

道明裕毅 [助手] / Yuki Domyo


修士(工学)
 
1989年、神奈川県生まれ。私立日本大学高等学校卒業。2013年 日本大学理工学部建築学科卒業。2015年 日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了。2015年~2017年、構造ソフト。2017年~ 日本大学理工学部建築学科助手

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