更新日 2017-07-13 | 作成日 2017-07-13

日本大学理工学部建築学科 駿河台キャンパス
101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
Tel 03-3259-0724(教室事務室)
E-mail www-admin@arch.cst.nihon-u.ac.jp

建築環境・設備研究室

所属教員:蜂巣浩生教授、井口雅登助教

[駿河台校舎5号館 578(蜂巣)・577A(井口)]

設備?生理学?生物学?
日常を異なる視点からとらえる環境工学

 当研究室では,身近な環境から学生諸君にとっては???な内容まで幅広く取り上げます。環境工学・建築設備だけでなく,生理学や生物学などの学際的な知識を学び研究を進めます。

●研究室の4つのテーマの紹介

1.実験動物施設の環境制御に関する研究
 実験動物は医学,薬学,生物学の広範な分野で使用され,安全性試験や毒性試験などでの動物実験から得られた結果は我々の暮らしを支える重要な役割を果たしています。この動物実験成績の信頼性・再現性の保証を得るためには,実験動物を取り巻く環境が適切に制御されていることが要件の一つとなります。本研究では,この「適切な制御」についての新たな発想に基づく再検討や環境基準値の見直し,施設の省エネ対策など様々な方向から実験動物の環境について取り組んでいます。

2. 住宅のエネルギー消費と暖冷房設備に関する研究
 住宅は最も身近な建築空間ですが,居住者が多少の暑さや寒さを感じても仕方ないとされることが少なくありません。そのため,低い断熱性能の住宅に過剰な暖冷房設備が導入され,暑さや寒さを我慢しながら,暖冷房に莫大なエネルギーを費やすこともあるようです。近年では,「ヒートショック」などの健康問題や「スマートハウス」のような最適なエネルギーの使い方が着目されていますが,本テーマでは実例を通して研究を進め,住宅のエネルギー消費と暖冷房設備のあるべき姿を追及します。

3.建築設備に関する保全計画の最適化に関する研究
 高度経済成長期に多く建設された我が国の建築ストックは,30~40年経過して修繕・更新時期を迎えています。今後,建築設備の修繕・更新には莫大な費用が掛かるだけでなく,故障などによって建築設備が必要な性能を維持できなくなるリスクも考慮しなくてはなりません。本テーマでは,建築設備の修繕・更新費用と機能喪失リスクを上手に両立させるため,保全計画の最適化に関する研究を行います。

4.頸髄損傷者の温熱環境に関する研究
 頸髄損傷者は,重度の体温調節機能障害を持っているため,健常者とは異なる頸髄損傷者のための温熱環境計画,評価方法が必要となります。本研究では,日常生活の環境改善に役立つ提案を行うための研究を行っています。(生産工学部三上功生専任講師との共同研究テーマ)

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建築設備、実験動物施設、環境制御、実験動物の適正飼育環境の検討、飼育環境基準、飼育装置

蜂巣浩生 [教授] / Hiroo Hachisu

博士(工学)

1961年、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校卒業。1987年、日本大学理工学部建築学科卒業。1989年、日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了。1990年〜日本大学理工学部建築学科




住宅の温熱環境、暖冷房設備、床チャンバー空調、住宅のエネルギー消費、省エネルギー

井口雅登 [助教] / Masato Iguchi

博士(工学)・一級建築士・気象予報士

1977年、神奈川県川崎市生まれ。日本大学高等学校卒業。2000年、日本大学理工学部建築学科卒業。2002年、日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了。2002年~2015年、東京電力株式会社。2009年~2011年 東京大学大学院工学系研究科受託研究員(兼務)。2015年~日本大学理工学部建築学科。

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