日本大学理工学部建築学科
 Department of Architecture. Nihon University College of Science and Technology. 

日本大学理工学部建築学科 駿河台キャンパス
101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
Tel 03-3259-0724(教室事務室)
E-mail www-admin@arch.cst.nihon-u.ac.jp

鋼構造・対雪設計研究室

所属教員:中島肇教授・石鍋雄一郎助教

 
[駿河台校舎5号館568A・568B 号室]

 

構造計画、構造解析、実験…さまざまなアプローチで、鋼構造と雪に向き合う

 
「鋼構造・対雪設計研究室」は、鋼構造の構造デザインや構造設計手法および雪と建築の諸問題などを研究する新しい研究室です。
 
【鋼構造】
建築物には、その用途に応じた機能的、空間的要求の他に、大地震、暴風、大雪に対する安全性と合理性が求められます。鋼材はそのような要求に対して、強度・剛性が高く、粘り強い(靱性・変形能力に富む)材料として、超高層建築物から大空間構造物まで広く活用されています。また、鋼材は制震ダンパーとしても使用されています。
 「鋼構造」では、構造フレームの計画や全体構成、部材特性と配置、接合部に関する構造デザインと構造設計手法を研究します。また、理論展開と構造解析シミュレーションにより基礎学力を身に付け、構造挙動をしっかりと把握します。さらに、実験計画や構造実験を通して、“ものづくり”に大切な想像力と創造力を伸ばして頂きたいと考えています。
 
【対雪設計】
雪は、文化、芸術、スポーツなど私たちの生活に深く関わっており、自然からの恵みとなっています。しかし、大雪となると、雪崩、吹雪、落雪などのような自然の猛威となります。
大雪による被害や雪と建築の問題は、多雪区域に限られるものではありません。2014年2月の大雪と暴風雪は全国的に大きな被害をもたらし、特に、首都圏では多数の鉄骨造建築物が倒壊したり屋根が崩落するなどの被害がありました。また、東京などの少雪地域でも、高層建築物や通信鉄塔に付着した雪の落下被害が見られます。特に少雪地域での雪に関わる研究が注目されています。このように、建築および構造計画においても人命を守る技術的な対策が必要となります。
「対雪設計」では、屋根雪荷重の研究だけではなく、建築物内外の吹きだまりや吹き払い、着雪、落雪などの防災問題を含めた幅広い研究領域を対象として、雪と建築に関する諸問題の発生メカニズムの解明およびその対策を研究していきます。具体的には、雪荷重の評価と屋根積雪分布の研究、屋根雪処理方法、雪の吹きだまり制御、着雪・落雪対策などを研究します。
 
●主な研究テーマ
 
1. 鋼構造の構造デザインや構造設計手法の調査・分析
2. 鋼構造物の対雪設計に関する研究
3. 鋼構造骨組の耐震設計に関する研究
4. 鋼材料の対震デバイスについての研究
5. その他、興味あるテーマがあれば,教員と相談してテーマ設定し研究を進めます
 
●指導方法および年間スケジュール
 
4 月から指導教員の指導により、研究のベースとなる勉強(鋼構造、塑性力学、対雪設計等)をするのと同時に、構造解析の技術を習得して頂きます。6 月ごろには研究の方向性を決定します。随時卒業研究の指導は行いますが、各研究テーマの研究方針や進捗状況などを気兼ねなく皆で議論できるゼミを2週間ごとに開催して、さらに夏休みのゼミ合宿を含めて2ヶ月に1回程度の中間発表などを経て 2 月の最終発表を目指したいと思います。なお、秋頃には研究室全員でダンパー実験に取り組み、1月には八海山で積雪観測ゼミを行いたいと考えています。明るく元気に取り組んでいきましょう!
 
●受け入れ条件など
 
条件はとくにありません。


 

構造デザインと構造設計手法に関する研究、雪荷重の評価、屋根積雪分布、屋根雪処理方法、雪の吹きだまり制御、着雪・落雪対策

中島 肇 [教授] / Hajime Nakajima


博士(工学)/一級建築士/構造設計一級建築士
 
1957年、東京都墨田区生まれ。東京都立足立高等学校卒業。1981年、日本大学理工学部建築学科卒業。1983年、日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了。1983~2015年、清水建設(株)。2000年~2004年、2009年~2015年、日本大学理工学部非常勤講師。2011年~、北海道科学大学客員教授。2015年~、日本大学理工学部建築学科。


 

鋼構造、エネルギーの釣合いに基づく耐震設計、鋼材系ダンパー、数値解析

石鍋雄一郎 [助教] / Yuichiro Ishinabe


博士(工学)
 
1977年、神奈川県相模原市生まれ。日本大学第三高等学校卒業。2000年、日本大学理工学部建築学科卒業。2002年、日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了。2011年、日本大学大学院理工学研究科博士後期課程建築学専攻修了。2002~2011年、(株)構造ソフト。2011年~、日本大学理工学部建築学科。

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