日本大学理工学部建築学科
 Department of Architecture. Nihon University College of Science and Technology. 

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 平成28年度の日大理工建築の大学院進学率は29.4 %でした(350名卒業、103名進学)。ここでは、学部で4年間を学修した後の「就職」とは別のもうひとつの進路 「大学院」について、その内容と魅力を紹介します。


日大理工建築の大学院進学、2つのメリット

 
 大学の学部を4年間で卒業し、卒業後の就職を希望する場合は、3年生の3月から就職活動がはじまります。研究室に所属するのは4年生からですので、より専門的な分野 を学べる環境に入る以前に、就職活動がはじまることになります。専門分野を集中的に学ぶ時間は実質的に1年間しかありません。 そこで、特により高い専門知識や技術を身につけたい学生は、さらに2年間学べる道があります。それが大学院(博士前期課程)です。大学院への進学にはふたつのメリットがあります。
 ひとつ目は、より専門的な職種に就職できる可能性が広がることです。実際、大学院修了者の就職先は、設計、研究・開発、デベロッパーなどの専門性の高い分野への就職が多くなります。職種によっては、大学院(博士前期課程)の修了が採用の目安になっているところもあります。
 ふたつ目は、大学院では、知識や技術の修得以外にも、研究活動を通じた人間的な成長も期待できることです。大学院は学部と異なり、必須の授業がなくなり、社会に出てからは極端に減ってしまう自分に投資できる時間が増えます。だからこそ社会に出る前の貴重な時間を、研究はもちろん自分自身の研鑽のために使うことの意味は、大きくなります。
 しかし、ひとつだけ注意点があります。大学院への進学によって、就職できる確率が単純に高まるわけではありません。安易に就職の幅を広げる目的で進学するのではなく、明確な研究目標や将来像とも言える目標が必要となります。だからこそ、1年入学時から3年生にかけて、建築を学びながら、自分自身の興味や可能性 を少しずつ見極めていくのが良いでしょう。


学びがいのある多様な授業を選択


 
 大学院の授業は、学部の授業と異なり、より専門性の高い内容になっています。専門性を持つということは難しさが伴うだけではありません。 内容がより社会性を帯びるため、学修のおもしろさに気づくことにもなります。
 講義の選択は、基本的に自由です。たとえば、設計系の研究室に所属しながら、歴史をより深く学ぶこともできれば、歴史の研究室に所属しながら、不動産開発を深く学ぶことも可能です。大学院生たちは、 それぞれの興味に合わせて、「建築学」全体の力も付けることができます。

 特徴的な授業リスト(一部)
建築保存修復学特論、建築史意匠特論、近代建築史特論、都市居住環境特論、都市デザイン特論、都市再生特論、サスティナブル特論、設計方法特論、建築設計マネージメント特論、司法と建築、建築設計ワークショップ、建築プログラミング、建築学特別講義、建築学インターンシップほか


魅力的な研究室の活動を通して学ぶ


 
 学部では、それぞれの講義の単位を修得することに重点が置かれ、4年生の卒業研究・設計の段階で、はじめて自主的にテーマを定めたり、研究スケジュールを立てたりと、自分自身に任される部分が増えてきます。しかし、大学院では、その自主性に任される割合がより増えることになります。
  大学院に進学するに際は、4年時に所属した研究室でそのまま所属することが多いです。研究室の教員の下で、2年間の研究を重ね、修士論文・修士設計の審査に合格すると修士の学位が授与されます。しかし、そこに この2年間に実際におこなうことは、研究室によってさまざまです。
 環境・設備、材料施工系の研究室では、企業からの委託研究、学部生への授業のサポート、学会等での研究報告、各実験の計画・実施・考察、自身の研究の実施とプレゼンテーションなどを行っていきます。
 設計計画系の研究室では、設計コンペ等の自主的活動を行いながら、各自のテーマにそった基礎研究を行ったり、また各研究室のプロジェクトをメンバーのひとりとして関わりながら、毎年行われている学会大会等で発表を行うこともあります。
 それぞれの分野で、より実践的な知識や技術を身につけていきます。

H28年度 大学院 修士論文・設計 受賞作品(一部)

吉田鉄郎賞

敦賀谷 俊(佐藤光彦研究室)

日本の伝統的な建築空間の分節・接続方法の分析による設計手法の提案
- 与野本町小学校複合施設を事例として -

 

齋藤賞

松尾 明穂(羽入研究室)

音楽と十二平均律に着目した演奏空間における音場の解析手法
 
 

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