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8月4日~6日まで、建築学科では初めての試みである夏期集中講義「コンストラクションワークショップ」を行い、3年生37名が参加しました。その模様は、8月9日の「日刊建設工業新聞」に紹介されました。
これは、鉄筋の図面を作成し、実際に組み立てるという実践的な学びで、初日に、RC施工(鉄筋・型枠工事)、安全管理・危険予知活動等を講義で学び、配筋図の作成を実習し、次の2日間で、実際に鉄筋の組み立て、型枠の取り付け等の実習を行い、最終的に出来上がったものに対して先生方から審査、講評をしていただくというものです。
対応された先生方は、建築学科中田善久教授、宮田敦典助教、一ノ瀬賢一特任教授、新妻尚祐非常勤講師(東京都鉄筋業協同組合理事長)をはじめとし、実習では、理工学部卒業生の内田敬様(清水建設)、中田光様(大林組)、柿澤弘司 様(前田建設工業)、をはじめ、生産工学部卒業生の佐藤稔様(フジタ)、高橋太様(大成建設)と、現場で活躍する卒業生の皆様が、母校の後輩たちのために、熱心に指導をしてくださいました。

この「コンストラクションワークショップ」に参加した学生たちからは、
「現場の作業をわずかでも体験することができてよかった。RC造の接合部分の構造はとても細かく、一部分を作るだけでも技術者の大変さを実感した。」
「鉄筋をずれることなく組むことは、想像よりも気を張る大変な仕事だと思った。鉄筋製図を書く際や現場監督や現場管理で職人さん達の作業を確認する時に、今回の経験したことがきっと役に立つ。現場のリアルな技術を体験できたのは大変貴重。」
「日本大学には大変優秀なOBOGがいることを改めて実感。自分の環境が恵まれていることを再認識し、先輩方に負けないくらい活躍できる建築家になりたいと強く思った。」
「計算では柱単体梁単位でしか配筋のことは考えていなかった。しかし実際手を動かしてみると、柱と梁の結合部のことや、配筋が過密すぎると工事現場で組むのが大変ということを身をもって体験することができた。授業で感じた大変さをいかして工事現場の方々のことまで考えられる設計者を目指したい。」
「コンピューター上で建物をみていたのが、実際に組み立てることで建築に関する解像度が上がった気がする。」
等と様々な感想があり、貴重な経験から学んだことはとても多かったようでした。
そして、活躍する卒業生から直接指導をうけたこの3日間が、学生達の描く未来をより色鮮やかに輝かせることとなったようでした。


日本大学理工学部ニュースより転載