スタッフ・研究室
構造をテーマとする研究室
木質構造デザイン研究室
研究テーマ・キーワード:木質構造木質材料民家木製遊具仮設空間木質構造の印象評価
所属教員:廣石 秀造准教授
駿河台校舎タワー・スコラ S803室
日本らしい「木と建築」の関係性を探る
研究室の活動内容
当研究室は「木と建築」をテーマとして,木質材料・木質構造に関する研究を行っています。木材は自然由来の材料であり,身近なものとして古くから活用されてきました。木材の材料特性と日本の気候風土を踏まえて,デザインと技術が融合した日本独自の素晴らしい建築が数多く生み出されてきました。また,環境負荷低減や脱炭素の観点から,木材の活用が期待されています。森林資源を継続的に利用していくためには,自然との共生も併せて考えていく必要があります。
このような状況において,今後,木材は建築分野でどのように活用していくべきなのでしょうか。木材の特性,伝統的あるいは最新技術,環境配慮,これらを融合させた今日の木質構造の構造デザインはどうあるべきなのでしょうか。調査・分析,実験,実務的なプロジェクトを通じて,今後の「木と建築」の関係について考えていきます。
研究テーマ
- 民家における木材の循環利用に関する研究
- 一般流通材を用いた木質構造に関する研究
- 木質構造の印象評価に関する研究
研究・実績の紹介
ケーブルを付加した木造トラス架構の提案と,構造性能の評価を行った。実建物へ活用されている。
廣石 秀造
准教授
/Shuzo Hiroishi
博士(工学)/構造一級建築士/一級建築士
2005年、日本大学理工学部建築学科卒業。2007年、日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了。2007年~2011年、(株)構造計画プラス・ワン。2011年、日本大学理工学部建築学科 助手。2014年~2022年、日本大学短期大学部建築・生活デザイン学科 助手、助教、准教授。2022年~、日本大学理工学部建築学科 准教授。
所属:木質構造デザイン研究室