スタッフ・研究室

設計をテーマとする研究室

建築設計研究室(古澤ゼミ)

研究テーマ・キーワード:建築の両義性転用建築論形態の意味性と無意味性自律性と他律性有形と無形建築と時間記号表現と記号内容主体・客体の反転異質な建築
所属教員:古澤 大輔准教授

駿河台校舎タワー・スコラ S807室

建築の「設計」を通じて、「建築とは何か」を思考する

研究室の活動内容

私たちの研究室では建築に対して議論を行なうことを大切にしています。これは、建築の可能性を追求する場であり、教員と学生、教える側と教えられる側の区別を無くした協同作業の場です。これまでの議題は、建築的形態の持つ意味性や、建築の時間概念、あるいは制度とビルディングタイプの関係など多岐に渡ります。建築の背後に見え隠れする抽象的な構造の読み解きを通じて、これからの建築設計論とはどのようなものなのか、研究しています。また、実際の建築を日々設計している建築家の教員が、実践的な指導を行なっているのも特徴です。他大学の研究室との交流も定期的に行なわれています。詳しくは研究室ホームページを参照ください。
https://furusawalabo.tumblr.com/

研究テーマ

研究内容は多岐にわたりますが、その中でも継続的に研究を行なっているテーマが「建築の両義性/転用建築論」です。具象と抽象、想定内と想定外、あるいは自律と他律といった相反する事象が両義的に拮抗した状態をどのように受容するか、そして、どうしたら建築に「両義的な寛容さ」を実装し得るのか、その方法論について研究しています。そのヒントは「転用」という創作行為の中に隠れていると考えています。

研究・実績の紹介

これまで研究室で取り組んだ様々なプロジェクトは、建築専門誌への掲載や建築展覧会への出展などを通じて、その研究成果を発表しています。
(写真は、「優美な死骸的円形闘技場」「位置指定道路反転住宅群」「エスクの建築-両親のための家-」「主客の反転-subject⇔object-」「サニーハイツ102号室・203号室」「アンフォルム・無形なもののリサーチ」)

最近の研究論文

  • 「再生建築における〈転用の〉建築論的分析及び実践的検証」(論文)
  • 「サニーハイツ102号室・203号室~フレームによって居場所をつくる/壁を切断して空間を拡張する~」(建築作品)
  • 「下高井戸の産婦人科~非病院的病院/循環する建築~」(建築作品)
  • 「古澤邸~転じられた家/転じていく建築~」(建築作品)
  • 「武蔵小杉のオフィスビル増築~増築という建築/非連続的な建築~」(建築作品)
  • 「十条の集合住宅~相反する事象が併存した状況をつくる~」(建築作品)
  • 「中央線高架下プロジェクト(コミュニティステーション東小金井/モビリティステーション東小金井)~地域活動から生まれる新しい公共のかたち~」(建築作品)

学外活動実績

  • 外部機関と連携した研究プロジェクト
  • 建築の設計監理及びメディア発表
  • 実施を前提とした建築設計競技への参加
  • 他大学とのゼミや合宿等のイベントの企画
  • 展覧会会場デザインの企画運営

古澤 大輔

准教授
Daisuke Furusawa

博士(工学)/一級建築士

1976年、東京都生まれ。2000年、東京都立大学工学部建築学科卒業(藤木隆男研究室)。2002年、同大学大学院修士課程修了(小泉雅生研究室)、メジロスタジオ設立(馬場兼伸、黒川泰孝と共同主宰)。2008年、明治大学大学院兼任講師。2009年、首都大学東京非常勤講師。2010~2012年、日本大学、首都大学東京大学院非常勤講師。2012年、東京理科大学大学院非常勤講師。2013年、メジロスタジオをリライトデベロップメントへ組織改編。2016年、リライト_Dへ名称変更・同アドバイザー、2013年~日本大学理工学部建築学科。
受賞歴:SDレビュー朝倉賞(2011年)、日本建築学会作品選奨(2012年)、JCDインターナショナルデザインアワード金賞(2015年)、グッドデザイン賞ベスト100及び特別賞(2016年、2019年、日本建築設計学会賞(2020年)、JIA日本建築大賞(2020年)など。

研究テーマ・キーワード:
転用建築論建築の両義性形態の意味性と無意味性自律性と他律性有形と無形建築と時間記号表現と記号内容主体・客体の反転異質な建築
所属:建築設計研究室(古澤ゼミ)