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■ごあいさつ 日本大学全国高等学校・建築設計競技委員会 委員長 岡田 章 日本大学には、建築系学科をもつ学部が理工学部、生産工学部、工学部、藝術学部、生物資源科学部、短期大学部の6学部あります。それらの学部、学科が協働し、毎年、日本大学全国高等学校・建築設計競技を実施してまいりました。この間、全国の数多くの高等学校から高校生たちの作品を多数ご応募いただき、本設計競技を育てていただきました。皆様のおかげをもちまして、本設計競技も本年で58回を迎えることができました。これも、ひとえに皆様方の本事業へのご理解とともに、教育現場における教員の方々の設計教育への熱意の深さと、生徒諸君の競技にかける情熱の賜とあらためて感謝しております。 さて、今年は本学の幹事校を理工学部建築学科とし、同学科教授であり、建築家としても活躍されております横河健先生に審査員長をお願いし、『向こう三軒両隣り』と題するテーマで作品を募集することになりました。 本競技は、2つの部門を設けていますので、設計、または論文どちらでも応募できます。貴校において、関心と意欲のある生徒の皆様が多数ご応募いただけますよう、ご指導のほどをよろしくお願いいたします。 Topへ ■課題主旨 この言葉は、古くから私たちの街に伝わる自然を愛する言葉です。 いつ頃できた言葉かわかりませんが、他人を気づかうという意味において私たちにとって大切な言葉だと思います。 私たちの街ではそれぞれが独立して別々の家庭をもっているのですから、 それぞれが個性のある暮らしをしていてよいのです。 それぞれの家は、家族構成も年齢も違うでしょう。 したがって、その家庭独自の暮らしとともに、それにふさわしい個性的な家の形があってしかるべきです。 しかし、それは他人を無視して自分(たち)だけがよければ良いというものではありません。 それぞれがおたがいの家の両隣りと向かいの家たちを気づかうことによって、 その隣りの家、またその隣り……と気づかいがつながっていきます。 このような考え方が連鎖していけば、きっと街中が美しくなっていくことでしょう。 今回の課題はこういった考え方の基に、 個性的な住居でありながら他人を気づかうことによって――、 その結果自分たちの街が美しくなるであろうと思われる住居の提案を求めます。 戸建ての住居でも、町家形式の長屋でも、アパートでもかまいません。 そこに住む個人の思いが連鎖すること、美しさとは他者を気づかうことです。 そしてDesignとはそれぞれのつながり、つまり、関係をデザインすることに他なりません。 このことは建築そのものにもいえますし、大きく都市を見ることもできます。 つまり、このことは広く環境を考えることになるのです。 Topへ ■審査委員長紹介」
Topへ ■提出内容 第1部門(住まいの設計競技)と第2部門(文章による提案)の二部門に分かれる。 〈第1部門〉住まいと住まいの周辺についての提案
〈第2部門〉「向こう三軒両隣り」についての各自の考え方・提案を文章化すること。 ・下記の内容を、A4用紙3枚にまとめて、横長につなぎ屏風折りにすること。用紙は自由だがパネル化はしないこと。 応募者の氏名などを提出用紙に記入してはならない。 1)表題:主題(タイトル)および副題(サブタイトル)をつけること。 2)課題主旨を受けて、2,000字程度の文章で提案すること。 3)文章以外に、写真、イラストによってもイメージを伝えることができる。 Topへ ■応募資格 2011年4月現在、高等学校在籍の生徒とする。応募は個人とする。 ■応募方法 ・必要事項を記入した同封の応募用紙を封筒に入れ、提出物と一緒に郵送する。 ・締切日 2011年8月31日(水) 当日消印有効 ・提出先 〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台 1-8-14 日本大学理工学部建築学科教室事務室内 日本大学全国高等学校・建築設計競技会事務局 電話 03-3259-0724 FAX 03-3293-8253 応募用紙のダウンロードはこちら。 Topへ ■審査員
■賞
(賞状、賞品は応募者本人に、副賞は奨励金として応募者が在籍する学校に贈呈する。なお、本人と引率教員の交通費を支給する。) ■審査 第1次審査は、審査会を開催し、優秀賞6点、佳作5点程度(以上第1部門)、優秀提案賞2点程度(第2部門)、奨励賞(第1部門および 第2部門)10点程度を選出する。 第2次審査は、公開による発表会を開催する。優秀賞6点の作者による発表を行い、最優秀賞、審査員特別賞各1点を選出する。 Topへ ■公開発表会・表彰式・交流会 日時:2011年11月5日(土) 公開発表会は14時00分から 場所:日本大学理工学部駿河台校舎 東京都千代田区神田駿河台 1-8-14 ■発表 審査結果は、応募者の在籍する学校に直接通知する。電話などによる問い合わせには一切応じない。 入賞作品は、日本大学理工学部・生産工学部・工学部の各学部校舎で巡回展示会を開催する予定。 また、入賞作品をホームページに掲載すると共に、作品集を応募者の在籍する学校に郵送する。 【日本大学理工学部建築学科ホームページ】 http://www.arch.cst.nihon-u.ac.jp/ 【日本大学生産工学部建築工学科ホームページ】 http://www.arch.cit.nihon-u.ac.jp/ 【日本大学工学部建築学科ホームページ】 http://www.ce.nihon-u.ac.jp/gakka/architecture/index.htm Topへ ■日本大学全国高等学校・建築設計競技委員会
■主催 日本大学理工学部(東京都千代田区・千葉県船橋市)・日本大学生産工学部(千葉県習志野市)・日本大学工学部(福島県郡山市)・日本大学藝術学部(東京都練馬区・埼玉県所沢市)・日本大学短期大学部(千葉県船橋市) ■連絡先 〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14 日本大学理工学部建築学科教室事務室内 日本大学全国高等学校・建築設計競技会事務局 電話:03-3259-0724 FAX:03-3293-8253 担当:八藤後 猛・佐藤慎也・冨田隆太 Topへ |
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