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審査員賞(岩瀬諒子)
鈴木海人
MEMENTO MORI
Super Jury
敷地近くにある明治神宮の森は「100年の森・永遠に更新される人工の森」という名前が付けられている。これを建築に入れ込むことは出来ないのか。建物の柱を木に見立て設計を進めた。スケルトンインフィル工法を取り入れ、柱の数や大きさは自由自在に変更可能。
1. この作品が生まれたきっかけは?
今回は計画敷地の付近に明治神宮がありました。そこにある森は100年後を見据えて計画された人工的に作った森です。森は成長しながら植物としても、街への影響を与える存在としても強度を増していきました。この森のように徐々に構造的にも、街への影響力としても強度を増していくような建築を建てられないかと考えたことがきっかけです。
2.これまでやっておいたほうが良かったと思うこと、もしくはやっていて良かったと思ったことは?
建築以外に熱中できるものをもっておくことです。息抜きにもなりますし、その熱中しているものから新しいアイディアが生まれるからです。
また、仲間作りも大切だと思います。一緒に切磋琢磨する、同年代の学生は今後の建築人生でも関わって行きたいと思えるような仲間達です。
3. 今後の抱負は?
思い描く未来像に向かいつつ、寄り道としてキックボクシング学生日本一になります!
考え方はわかるし、やりたいことも明白だと思いました。しかし、豊かなオープンスペースを持つ複合施設を作るという課題に対して、全ての場所が同じに見えました。この仕組みを使って具体的に住居や店舗を成立させるために行った建築的工夫が欲しかったです。
明治神宮の植生遷移の話を持ち出しているのは非常に共感できました。ただ、実際の植生遷移の話と違って時間の経過の解像度が低く感じられます。もう少し時間に合わせた具体的なシーンが描けると良かったです。
無関係に柱を住戸に貫通させる理由が弱いと感じました。住戸と梁との関係性なども検討をしたほうが良いと思います。