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審査員賞(伊藤暁)
塚本琉海
つながり
Super Jury
世代を超えたつながりが生まれる子ども食堂を目指した。敷地を交流エリア、自然エリア、遊びエリアの3つに分け、その中を移動することで建物の中で交流が生まれることを期待した。
1. この作品が生まれたきっかけは?
私はまず初期案でL字の片流れ屋根の建物と斜面のある建物を考えました。それぞれだと形がシンプルになり過ぎていると感じ、2つの案を合体してみたところ、敷地を分けるような形の建物が出来上がり、今回の作品の形が生まれました。
2. 建築学科を志望した理由は?
私は中学生のときにマインクラフトをよくやっていて、そこで建物を考えることが楽しいと感じ、そこから建築に興味が湧いて志望しました。
3.今後の抱負は?
今後の抱負はCGの技術を向上させて実物のようなパースを作れるようにしたいです。
L字型の黒い屋根の建物部分と緑の丘の配置、また内部空間のプランニングがそれぞれ関係しあっていないのが気になりました。内部のプランをもう少し分析していくと良いと思います。今回は偶然できてしまった魅力的な点が多いので、これが意識的にできるようになると強いと思います。
独特な造形センスで不思議な空間ができていると思います。もう少し何を狙ったかを説明できると良いですね。交流エリア、遊びエリア、自然エリアと分けていますが、多世代交流を生みたいという点がスタートだと思うので、本当に交流は生まれるのかなという点が疑問でした。
三人の別の人間がそれぞれの場所を作り上げたような空間になっていて面白いですよね。屋根のレベルはもう少し3つのエリアが溶けるようなデザインもあったのではないかと思いました。