SELECTION
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塩澤月菜
芸術家の巣 理と感の間
Super Jury

芸術家がこの場所に住み、作品を作り、完成品を披露していく。芸術家が芸術を発信する場所を提供する。 芸術とは心情などを自由に表現するものに対し、建築とは合理性が土台にあり、ただ表現するのは難しい。表現と合理の間を模索し、芸術と建築の矛盾を表現する。

1. この作品が生まれたきっかけは?

ボリュームスタディをしながら自分のやりたいことを詰め込んだら形が完成した。その形が木のように見えたことから発想が膨らんだ。

2. 普段何をしているときが楽しい?

予定や課題が何もない状態でゴロゴロすること。

3.今後の抱負は?

自分のやりたいことをとことん追求したい。

講評
畝森

フレームと箱の表現しかしていないのが気になりました。この提案で重要なのは、それぞれのアーティストがこの空間によって想像力を喚起してさらによい制作活動が出てくることなので、その状態を表現したほうが良いと思います。あと、意外と梁が人間にぶつからない高さになっていて、暮らしが優先されている。もっと暮らしに不都合なほうがいいですよね。たとえば藤森照信さんの設計した建築は、頭がぶつかりそうになったり、体を屈めないといけない部分をあえて作っています。そうすると建築がいわゆる建造物ではなくて、家具のような距離感になってくる。人間自体が変わらないといけない感覚。そのくらい人間の暮らしや既成の価値観を疑うような表現をみたかったです。

工藤

横の繋がりについて検討して表現ができたら良いと思います。あとは箱の開口が全て外に向いているのが気になります。そこを検討すれば群を作ったり、ボイドができたりして、もっとランダムにできて、やりたかったことが明確になったように思います。

田中

ここに住む人はおそらく挑戦的な人だと思うのですが、そうだとしたら作ってあげすぎかなと思いました。

建築設計Ⅲ 豊かなオープンスペースをもつ複合施設