設計をテーマとする研究室建築設計研究室(中村ゼミ)
研究テーマ・キーワード:
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Street Architecture
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Pop Urbanism
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Urban Prototyping
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Side-Effect City
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Concept Studies
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Small Many Mixed
- 所属教員:
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- 中村 航 准教授
- 研究室:
- 駿河台校舎タワー・スコラ S906室

あらゆるものをMIXしながら建築の領域を拡張する
研究室の活動内容
研究室では、いろいろな対象・方法論で建築のフィールドを拡げる活動をしたいと考えています。例えば建築未満のスケールの「屋台」を観察すると、仮設的・可動的・更新容易性といった、小さいからこその面白さと可能性がある一方で、それらが集まると建築を超えて都市デザインにもなり、現代社会とも接続します。そういった一見建築の外側にあるような事象に注目し、リサーチとデザインに取り組んでいきます。
研究テーマ
- 現代都市・社会リサーチ
主に海外の都市を対象に、現代都市・社会が抱える様々な問題・現象を、毎年テーマを決めて研究室全員で取り組みたいと思います。これまでの常識が通用しないような都市のメカニズムや生成原理を明らかにしながら、現代における都市・建築を考察、論文や本としてまとめます。 - 建築設計・表現に関するデザイン
建築設計の技術的フィールドを拡げることも、デザイン研究室としての大事な役割だと考えています。コンペや実践プロジェクト、卒業設計・修士設計等を通して、プロトタイプ的デザインリサーチを行いながら、先端のデザイン技術を実験、技術の習得及び拡張を目指します。
研究・実績の紹介
東南アジアの屋台やマーケットなど仮設的都市空間に関する研究を行い、それを東京のCOMMUNEプロジェクトやマーケットの設計に実践・応用したりと、常にリサーチとデザインを横断するような活動を志しています。主に海外の都市の面白い現象・自然発生的な建築を分析することで現代社会・都市の本質を炙り出すような視点を手に入れたいと考えています。
最近の研究論文
- POP URBANISM(単著)
- A+U Architecture Surrounding Food 特集(ゲスト編集)
- Falo+ Toranomon Hills Station Tower(建築作品)
- B-Flat COMMUNE(建築作品)
- 建築思想図鑑(「負ける建築」執筆)
- KJ Mosaic Design 特集(特集号)
学外活動実績
- MOSAIC DESIGN Inc.
- チュラロンコン大学INDA講師
- 新建築住宅設計競技2024審査委員長
- 渋谷区景観アドバイザー
- コンパクト設計資料集成編集委員(宿泊・余暇)
- 建築討論委員
- 日本建築学会会員
所属教員
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中村 航 准教授博士(建築学)/一級建築士
所属:建築設計研究室(中村ゼミ)