設計をテーマとする研究室建築設計研究室（佐藤光彦ゼミ）

建築設計分野に進むみなさんと、建築設計の可能性について考えていきます。
近年は建築をつくることに対して肯定的な環境ではなくなりつつあります。それでもなお建築にしか出来ないこと、建築を設計することの可能性をみなさんと追求していきたいと思います。3年次では建築の記述と表現についてのゼミも行っています。また、ゼミ見学会、ゼミ旅行などを通じて実際に建築に触れて考える機会を設けています。実際の設計や実施設計コンペへの参加も随時行っています。

卒業設計、修士設計とも設計するテーマは自由です。近年の例としては、民家の分析と設計提案や総延長17kmにもなる都市スケールの計画、廃線を想定した交通インフラへの提案、新型モビリティに対応した建築、古代ローマの都市構造の東京への適用などがあり、規模や用途など多岐にわたります。

「日本大学理工学部建築学科100周年記念事業」
建築学科創設100周年を記念して行ったタワー･スコラ7〜9階吹き抜け空間の改修デザインプロジェクト。研究室のOBも加わり、建築学科にふさわしい空間とするためのスタディから設計、実施までを担当しました。