計画をテーマとする研究室建築計画研究室(佐藤慎也・大川ゼミ)
研究テーマ・キーワード:
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アート
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芸術文化施設
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美術館
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展示空間
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劇場・ホール
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劇空間
- 所属教員:
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- 佐藤 慎也 教授
- 大川 碧望 助手
- 研究室:
- 駿河台校舎タワー・スコラ S806室

アートのための建築を考える
研究室の活動内容
「アートのための建築」をテーマとして、芸術文化施設の建築計画に関する研究を行っています。ここで扱うアートは、絵画やインスタレーションといった美術、演劇やダンスといったパフォーミングアートなど、あらゆるジャンルの表現を含んでいます。それらは「もの」としての作品だけでなく、「こと」としての作品、さらに「ひと」を含み込んだ作品へと拡がっており、それらに対応する新しい施設のあり方が問われるようになってきました。建築家という職能のあり方が更新される時代において、これまでの芸術文化施設とアートとの関係を超えた、新しい「建築」と「アート」の関係について考察していきます。
研究テーマ
- 美術のための建築に関する研究
- パフォーミングアートのための建築に関する研究
- 建築計画に関する研究
研究・実績の紹介
芸術文化施設を中心とした、建築計画に関する研究を行っています。また、展覧会の展示デザインやアーティストとのコラボレーションによる作品制作、アートプロジェクトへの参加などの実践的な活動も行っています。
最近の研究論文
- グラフィティ文化を通した都市空間における境界に関する研究
- 複層的空間における作者・被写体・鑑賞者の関係性に関する研究 絵画・写真の作品内作品の分析を通して
- 分化する現代社会に対応する集合住宅の設計 青森県青森市と東京都中野区における公営住宅の改修を通して
- 空間をともなう美術作品と場の関係に関する研究 再展示の事例を通して
- 長居できるカフェ・喫茶店の内装デザインに関する研究 神保町の店舗を通して
- 現代住宅の住まい方に関する研究 江戸川区における一戸建て住宅を通して
- 映画の世界観を実現化したテーマパークに関する研究 Instagram における投稿画像を通して
- 高層建築物における計画と技術の変遷に関する研究
- スターバックスコーヒーにおけるサードプレイスとしての利用に関する研究
- スタジアムから周辺駅までの群集行動に関する研究 野球場を対象として
- 建築物の曲面ファサードがもたらす心理的影響に関する研究 「新建築」を用いた心理評価の実証を通して
- 瞬きの巣
- 建築と芸術における「場所性」の創作手法に関する研究
- 幼児教育施設における建築計画に関する研究 特徴的な施設の事例を通して
- 現代のオフィス空間における特徴と変遷に関する研究 「商店建築」に掲載されている作品を通して
- コンバージョン建築におけるデザイン手法に関する研究
- 建築物の印象評価における画像生成AI の活用に関する研究 Stable Diffusion を用いた既存建築物の再構築を通して
- 一時的な劇場・ホール空間に関する研究 地図作成の提案を通して
- 商業建築におけるファサードデザインの印象評価に関する研究 「新建築データ」に掲載されている商業建築を対象として
- スケッチや模型から読み解く建築物の造形的操作に関する研究 MoMA「DECONSTRUCTIVIST ARCHITECTURE」展を通して
- 劇場の変遷と存在意義に関する研究 ヨーロッパと日本の劇場の客席を中心とする比較から
学外活動実績
- 2024年12月 U45(会場デザイン) 会場:日本大学理工学部駿河台校舎1号館
- 2024年9月 家劇場の一周忌「おわりの遊園」(キュレーション) 会場:仲町の家
- 2024年9月 (仮称)国際センター駅北地区複合施設基本設計業務委託に係る公募型プロポーザル(次点者) 仙台市
- 2023年11月 ロートレックとベル・エポックの巴里―1900年(会場構成) 会場:八戸市美術館
- 2023年2月 アトレウス家の饗宴 会場:家劇場
- 2023年2月 伊藤二子 生のかたち(会場構成) 会場:八戸市美術館
- 2023年1月 七尾英鳳 花鳥風月を愛でる(会場構成) 会場:八戸市美術館
- 2022年10月 佐藤時啓 八戸マジックランタン(会場構成) 会場:八戸市美術館