建築学科で推奨しているPCスペックについて

1)最低限必要なスペックについて
合格者相談サイトに記載してある情報は、最低限必要なスペックとしています。
このスペックは、デザイン基礎ⅠやⅡで使用するRhinoceros8の動作環境を参考に作成されたものです。Rhinoceros(3DCAD)は、主にデザインの「検討」に使われるツールであり、建築学科としては、スケッチや模型と同じように検討する手段として取り組んでもらっています。なお、macを希望する場合、授業はwindowsで進行しますので、自力で対応できる学生はmacでも構いません。
2)Rhinocerosを使った課題の成果物例
デザイン基礎ⅠやⅡでは、Rhinocerosを使って、「カップ・マルタンの休暇小屋」のプレゼンテーションボードの作成(図左)や、船橋キャンパスに「船橋シェルター」を提案しプレゼンテーション(図右)にまとめる課題行ってきました。
3)PCを使うデザインに興味がある学生に向けて
デザイン基礎ⅠⅡ(必修授業)の接続授業として建築情報処理Ⅱ(選択授業)があります。ここでは、Revit(3DCAD)を使い、「製図」から「動画のプレゼンテーション」まで取り組んでもらっています。その中でも、動画を作成する際にCPUとGPUに負荷がかかります。使用する3DレンダリングツールLumionのサイトには、必要最低限/推奨される環境/最適な環境、それぞれのスペックが記載されていますので参考にされてください。
4)先輩のアドバイスとコンピュータ演習室について
学科で推奨しているスペックは、必修授業を受講する上では問題はありません。しかし、PCのパワーを使ったデザインやプレゼンテーションに興味がある学生は、スペックに余裕があった方がよいです。そのあたりについては、建築学科の先輩方のアドバイスも参考になります。なお、船橋・駿河台キャンパスにあるコンピュータ演習室には、最新のPCが導入されています。プレゼンテーションに使用するAdobe系のソフト(画像処理、レイアウト、動画編集)やRevitが入っています。PCの進化は日進月歩でありますので、自身が実現したい目的にあったPCを選択することをおすすめします。