2025.04.01|「第72回 日本大学全国高等学校・建築設計競技」応募要項の公開

「第72回 日本大学全国高等学校・建築設計競技(すまいとまちのていあん)」の情報が公開され、作品の募集を開始しました。本設計競技は、日本大学の建築系学科をもつ4学部(理工学部、生産工学部、工学部、短期大学部)6学科の共通事業として毎年実施されており、今年で72回目を迎えます。

本年は工学部建築学科が幹事校を努め、審査員長を滑田 崇志(建築家)にお願いし、「ローカルの家」と題するテーマのもと作品を募集します。

第72回日本大学全国高等学校・建築設計競技(すまいとまちのていあん)

テーマ ローカルの家
課題主旨 戦後の日本では、 住宅不足を解消するため、 大量生産による効率的な住宅供給システムが 構築されました。

この仕組みにより、 構造材や建材の効率的な生産が進み、 誰もが一定の性能を持つ住宅に 住めるようになりました。 しかし、その一方で、全国どこでも 似たような住宅が立ち並んでいます。 そして現在、 日本はこれまで経験したことのない人口減少の時代を迎えています。

地方では、少子高齢化が加速度的に進行し、 都市部においても、都市構造は常に変化し、 団地や中心部が空洞化し、 空き家が増えている事例も見受けられます。

そこで改めて、現代における 「地域(ローカル)の良さ」とは何かを 捉え直すことから住まいを考えましょう。 多くの人が、 見向きもしない地域を再編集することで、 新たな価値を獲得している事例もあります。 私自身も福島県南会津を拠点に 設計活動を行っていますが、 大都市にはない中山間地の価値が、 これからより重要になっていくのではないか と感じています。 あたらしい「ローカルの家」とは どのようなものかを、 皆さんと一緒に考えたいと思います。

提出内容

居住者の構成、住居の形式は問わない。

敷地の場所や大きさは自由だが、どういう環境にあるのか、周辺環境の説明は必須とする。

構造、階数などは自由とし、法規制についても、常識の範囲内でかまわない。

居住者の構成、所要室なども各自の提案にしたがって、それぞれ設定すること。

下記の内容を、A 1 用紙1 枚にまとめること。紙質・表現・仕上げは自由だがパネル化はしないこと。

応募者の氏名などを提出図面に記入してはならない。

1 )設計概要:設計および提案の主旨を600字程度にまとめる。提案内容にふさわしい作品タイトルをつけることが望ましい。

2 )配置図兼1階平面図:配置図には周辺との関係、外構計画を表現する。縮尺1 /50~ 1 /100。

3 )その他の各階平面図:平面図には室名・寸法・家具などを記入する。室名などは、日本語表記のみでよい。縮尺1 /50~ 1 /100。

4 )断面図:1面以上。縮尺1 /50~ 1 /100。

5 )立面図:1面以上。縮尺1 /50~ 1 /100。

6 )全体外観図:模型写真でも可。ただし、模型は受けつけない。

7 )その他:各自の提案内容を表現するために必要と思われる説明図、スケッチなどを描いて説明しても良い。

応募資格 2025年4 月現在、高等学校在籍の生徒、高等専門学校に在籍する3 年次生までの生徒とする。応募は個人とする。
応募案の取り扱い

・応募作品は未発表の作品に限る。

・本設計競技の応募作品の著作権は応募者に帰属するが、応募作品の発表に関する権利は主催者が保有する。

・応募作品は原則として返却しない。ただし、応募用紙に返却希望の記載がある作品については返却を行う。

 その場合、返却時期は主催者の判断によることとし、返送先は、応募時の宛先とする。

応募方法

・応募フォームに必要事項入力し送信。応募フォームに入力したメールアドレスに、フォームに入力した内容が送信されるので、

 メールを印刷し封筒に入れ、提出物と一緒に郵送する。

・応募フォーム https://forms.gle/uAQXbRrM5PKWTzvB7

・締切日 2025年8 月31日(日) 当日消印有効

・提出先 〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14

日本大学理工学部建築学科教室内

日本大学全国高等学校・建築設計競技会事務局

E-mail: cst.arch.nu.hs.competition@nihon-u.ac.jp FAX:03-3293-8253

審査員 審査員長
・滑田 崇志(建築家)
審査員

・石田  優(短期大学部建築・生活デザイン学科)

・宇於﨑勝也(理工学部建築学科)

・江川 香奈(理工学部海洋建築工学科)

・栗本 賢一(理工学部まちづくり工学科)

・篠崎 健一(生産工学部建築工学科)

・髙橋 岳志(工学部建築学科)

・田嶋 和樹(理工学部建築学科)

・辻村 壮平(工学部建築学科)

・長谷川洋平(理工学部海洋建築工学科)

・山﨑 誠子(短期大学部建築・生活デザイン学科)

・渡邉  康(生産工学部建築工学科)

・最優秀賞 1 点 賞状、賞品(図書カード10万円)

 ・優秀賞 5 点 賞状、賞品(図書カード各5 万円)

 ・佳作 5 点程度 賞状、賞品(図書カード各3 万円)

 ・奨励賞 10点程度 賞状、賞品(図書カード各1 万円)

 (賞状、賞品は応募者本人に贈呈する。なお、優秀賞以上6 点については、公開発表会参加のため、本人と引率教員の交通費を支給する。)

連絡先 〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
日本大学理工学部建築学科教室事務室内
日本大学全国高等学校・建築設計競技会事務局
E-mail:cst.arch.nu.hs.competition@nihon-u.ac.jp
FAX:03-3293-8253
担当:佐藤慎也・泉山塁威・井本佐保里・大川碧望・二瓶士門・岡庭拓也・鴛海昂
主催 日本大学理工学部(東京都千代田区・千葉県船橋市)
日本大学生産工学部建築工学科(千葉県習志野市)
日本大学工学部建築学科(福島県郡山市)
日本大学短期大学部建築・生活デザイン学科(千葉県船橋市)
審査

第1 次審査は、審査会を開催し、優秀賞6 点、佳作5 点程度、奨励賞10点程度を選出する。

第2 次審査は、公開による発表会を開催する。第1 次審査で選出された優秀賞6 点の応募者による発表を行い、最優秀賞1点を選出する。

発表を行う優秀賞受賞者には2025年9 月20日(土)までに第1 次審査結果を通知する予定。

公開発表会( 2 次審査会)・表彰式・交流会

日時:2025年10月18日(土) 公開発表会は12時00分から

場所:日本大学理工学部駿河台キャンパス  東京都千代田区神田駿河台 1-8-14

発表 審査結果は、応募者の在籍する学校に直接通知する。電話などによる問い合わせには一切応じない。また、入賞作品をホームページに掲載するとともに、作品集を応募者の在籍する学校に郵送する。
Facebook : https://www.facebook.com/nu.hs.competition
Instagram : https://www.instagram.com/nu.hs.competition/
日本大学全国高等学校・建築設計競技委員会 委員長
・廣田 篤彦(工学部建築学科)委員
・阿久戸信宏(理工学部建築学科)

・泉山 塁威(理工学部建築学科)

・宇於﨑勝也(理工学部建築学科)

・浦部 智義(工学部建築学科)

・大川 碧望(理工学部建築学科)

・北野 幸樹(生産工学部建築工学科)

・栗本 賢一(理工学部まちづくり工学科)

・小島 陽子(理工学部建築学科)

・佐藤 信治(理工学部海洋建築工学科)

・佐藤 慎也(理工学部建築学科)

・篠崎 健一(生産工学部建築工学科)

・田嶋 和樹(理工学部建築学科)

・二瓶 士門(理工学部建築学科)

・宮﨑  渉(工学部建築学科)

・矢代 眞己(短期大学部建築・生活デザイン学科)

・渡邉  康(生産工学部建築工学科)

幹事校:工学部建築学科

募集要項等 ポスター

募集要項(オモテ)

募集要項(ウラ)

 

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