リアルとアンリアルを横断する経験の楽しさ 建築って本当に面白いものなんだっ!と実感したのは、確か学部の3年生頃だったと記憶しています。3年生くらいになると建築理論の難解な書物などに触れるようになるのですが、当時の僕は、このような書物を通じて、建築の抽象的な側面に興味を持ちはじめました。と同時に、建設現場でのアルバイトを経験し、建築物が具体的につくられていく迫…