レポート
研究紹介
2023年度 桜建賞審査会(卒業研究賞審査会)|構造系
by 鴛海昂

桜建賞審査会(構造系)が、2024年2月8日に開催されました。桜建賞審査会とは、日本大学理工学部建築学科の設計計画系(設計・論文)、構造系、環境系の各系で行う、卒業研究の賞選考会になります。

今年は、建築学科(構造系)の6研究室、短期大学部との連携研究室の2研究室、計8研究室から推薦された8組が選考対象となりました。

昨年と同様に対面での開催とし、発表者及び審査を行う教員に加え、4年生や3年生も会場で参加しました。

厳正なる審査の結果、今年の受賞研究は以下となりました。研究テーマは多岐に渡り、質疑応答でも活発な議論が行われました。

・桜建賞(最優秀賞)

「実大規模UTMDシステムの応答性能確認に関する研究」
(免・制震構造研究室)

「小規模建築物に使用される深層混合処理工法で作製された杭状改良体の沈下特性に関する研究」
(酒句・佐藤研究室(短))

・駿優賞

「長期間養生したセメント安定処理粘土の強度特性 -中性化と強度低下の関係-」
(地盤基礎研究室)

「非構造部材の局所的損傷がRC造建物の構造性能に及ぼす影響 -袖壁付き柱に着目した部材-層-全体の応答比較に基づく検討-」
(RC構造・構造解析研究室)

・奨励賞

「茅葺き屋根の導水効果に関する実験的研究-散水実験による屋根角度と葺き材料の比較-」
(木質構造デザイン研究室)

 

審査会の参加にかかわらず、卒業研究に取り組んだ学生にとって、今後の糧となることを期待しています。

学生の皆さんは本当にお疲れ様でした!

 

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構造をテーマとする研究室
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by 鴛海昂

1994年、東京都武蔵野市生まれ。私立成蹊高等学校卒業/2017年、日本大学理工学部建築学科卒業/2019年、日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了/2019~2022年、 (株)日建設計 勤務/2022年~日本大学理工学部建築学科

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