レポート
研究紹介
2024年度 桜建賞審査会(卒業研究賞審査会)|設計・計画系【論文】
by SHUNKEN編集部

桜建賞審査会(設計・計画系【論文】)が、2025年2月7日(金)に開催されました。
桜建賞審査会とは、日本大学理工学部建築学科の設計計画系(設計・論文)、構造系、環境系の各系で行う、卒業研究の賞選考会になります。

設計計画系(論文)は73名の学生が対象で、賞審査会には、29題のエントリーがありました。
1次審査では、投票により上位16選を決定し、論文選奨が選ばれました。2次審査会ではプレゼンテーションを行い、学生と教員による質疑応答があり、投票により賞を決定します。

研究テーマは「災害用ベースキャンプの計画」や「都市の施策や実態調査」、「儀礼のための建築の調査」、「画像生成AIの印象評価」など多岐にわたります。
学生たちの熱量のこもった研究発表は、興味深いものであり新しい視点を与えてくれるものでした。
卒業後は社会に出る学生もいれば、大学院に進学する学生もいますが、卒業研究での経験を今後に活かしてほしいと思います。

厳正なる審査の結果、今年の受賞研究は以下となりました。

・桜建賞(最優秀賞)
「復興期における災害用ベースキャンプの運営・利用実態に関する研究 -令和6年能登半島地震を対象として-」
(地域デザイン研究室 山中・三宅ゼミ)
「二地域居住促進のための要因に関する研究 -二地域居住者向け支援事業の分析をとおして-」
(都市計画研究室 宇於﨑ゼミ)

・駿優賞
「中国西南のミャオ族の集落と建築の構成について 黔東南苗族侗族自治州の脚車村を事例として」
(建築史・建築論研究室 ⽇本・アジア建築系【⼩島ゼミ】)

・奨励賞
「儀礼から見たインドネシア・バリ島の宗教空間に関する研究 プンゴセカン村のムルタサリ寺院におけるオダランを中心として」
(建築史・建築論研究室 ⽇本・アジア建築系【⼩島ゼミ】)

授賞式では、賞審査に参加した学生たちと教員で談笑し、研究についてさらに深く話合うことはもちろん、研究の裏エピソードなどで盛り上がりました。

学生の皆さん、本当にお疲れ様でした!

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