レポート
2022年度 桜建賞審査会(卒業研究賞審査会)|設計・計画系
by 大川碧望

2月3日(金)に駿河台キャンパス タワー・スコラ7階にて、「2022年度桜建賞審査会(設計・計画系【論文】)」が開催されました。
3年生の後期に研究室配属が行われてから約1年半もの期間をかけて、卒業研究をまとめていきます。
研究室ごとにテーマがありますが、研究室で受け継がれているテーマではなく、学生の興味や関心から研究テーマを決定することもあります。

審査会には24題のエントリーがありました。
1次審査会では、4枚梗概・本論の提出を行い、投票により、上位17選を決定します。2次審査会ではプレゼンテーションを行い、学生と教員による議論を交わし、投票により賞を決定します。

研究テーマは「建築の歴史」や「美術館」、「自然災害の復興」、「建築や都市に関わる法律」など多岐にわたります。
学生たちの熱量のこもった研究発表は、興味深いものであり新しい視点を与えてくれるものでした。
卒業後は社会に出る人もいれば、大学院に進学する人もいますが、卒業研究での経験を今後に活かしてほしいと思います。

厳正なる審査の結果、今年の受賞研究は以下となります。

・桜建賞(最優秀賞) 井坂颯希さん
「遊歩者の眼差し 映画演出における無意識的空間の顕在化 −「窓」「扉」「階段」の建築要素とその映画的表現の分析を通じて−」

・駿優賞 福井勇仁さん、飛田龍佑さん
「歩行者利便増進道路制度の活用手法における可能性 -歩行者利便増進道路検討プロセスにおける分岐点と道路占用状況の傾向分析を通じて-」

・奨励賞 小野寺瑞穂さん
「地区特性からみたエリアプラットフォームの組織及び活動の特徴 ―全国98のエリアプラットフォーム団体の実態整理を踏まえてー」

by 大川碧望

建築計画研究室(佐藤慎也ゼミ)所属

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