レポート
「コンストラクションワークショップ」実施報告
by 宮田敦典

8月8日~10日の3日間に夏期集中講義「コンストラクションワークショップ」が行われました。「コンストラクションワークショップ」は、建築技術者として必要不可欠な技術・技能及び安全管理などの基礎を実習を通して学習するものであり、昨年に引き続き2回目の実施となりました。

受講したのは建築学科3年生及び4年生の25名で、初日にRC施工(鉄筋・型枠工事)、構造図の読み方、安全管理・危険予知活動(KYK)などの講義と配筋図を作成し、2・3日目に実際に鉄筋の組立て、型枠の組立てなどの実習を行いました。

実習では、科目担当者の中田善久 教授、宮田敦典 助教、一瀬賢一 特任教授、新妻尚祐 非常勤講師(東京都鉄筋業協同組合理事長)のほか、清水建設㈱、鹿島建設㈱、大成建設㈱、前田建設工業㈱、㈱フジタでご活躍されている本学のOB・OGを講師としてお呼びし、さらに東京都職業能力開発協会から5名の鉄筋マイスターを派遣いただき、受講生は建築現場の“プロフェッショナル”から熱心な指導を受けました。

コンストラクションワークショップに参加した学生たちからは、次のような感想が聞かれました。

「スペーサやPコン、フォームタイなど建築施工の授業で聞いたことのある言葉がたくさん出てきて使い方を実物で試しながら確認できたことにすごい意味を感じた」

「先生方やゼネコンの方々、マイスターの方からの貴重な意見や現場でのリアルな話しなどを沢山聞くことができたのですごく充実した実習となった」

「就職活動を控えているが、会社などのリアルな話を聞いたことで自分の将来が少し明確になった気がする」

「今回の実習を通して、鉄筋の配筋や型枠の設置の難しさを肌で感じると共に、建築工事における品質、安全管理の重要性を改めて感じることができました」

「日本大学の後輩としてとても可愛がって頂いて、社会に出てもとても心強いと感じたと共に、将来施工管理者として働くことで恩を返したいと思いました」

本実習の経験をぜひ今後に活かしてほしいと思います。

 

by 宮田敦典
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