レポート
活動レポート│桜理祭2023(習志野ドーム&もくもくひろば)
by 鴛海昂

2023/11/04-05で開催された理工学部の学祭(桜理祭)において、空間構造デザイン研究室で「習志野ドーム」、木質構造デザイン研究室で「もくもくひろば」を企画し、実大規模の構造物を学生自ら制作し、学祭期間中展示を行いました。

空間構造デザイン研究室が企画している「習志野ドーム」は、1993年より継続的に行っており、今年で30回目となります。「習志野ドーム」は、その取り組み内容と教育的な効果が評価され、建築教育の発展に貢献した教育プログラム・教育等の業績に対して送られる「2007年日本建築学会教育賞(教育貢献)」も受賞しています。2023年は東京ドームと同様の構造形式である網膜式空気膜構造の「トリプルバルーン」、テンセグリティ構造の「テンセグリティ・フラワー」、はさみの機構を応用した展開構造である「虹のシザース」を学生自ら作り上げました。

木質構造デザイン研究室の「もくもくひろば」では、立方八面体からなる展開機構を有する木造仮設建築物の「Cu-ron」、茅葺き屋根の駐輪場を想定した「Kaya cycle park 60×60」を製作しました。

学生自らが設計・制作を行うことで、苦労もあったと思いますが、大きなスケールのものをつくり上げる楽しさややりがいを学生自身が感じることができたと思います。

「テンセグリティ・フラワー」と「トリプルバルーン」

「虹のシザース」の展開の様子

「Cu-ron」と 「Kaya cycle park 60×60」

「Cu-ron」の展開の様子

 

【関連ページ】

研究室:空間構造デザイン研究室

研究室:木質構造デザイン研究室

by 鴛海昂

1994年、東京都武蔵野市生まれ。私立成蹊高等学校卒業/2017年、日本大学理工学部建築学科卒業/2019年、日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了/2019~2022年、 (株)日建設計 勤務/2022年~日本大学理工学部建築学科

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