レポート
第7回『ヨコハマハーバーシティ・スタディーズ』ワークショップ2023ープレイスとネットワークから構成する『リバブルシティ・ヨコハマ』ーレポート
by 泉山塁威

2023年8月27日から9月1日までの6日間、第7回『ヨコハマハーバーシティ・スタディーズ』ワークショップ2023ープレイスとネットワークから構成する『リバブルシティ・ヨコハマ』ーというワークショップが神奈川県横浜市で行われました。

『横浜ハーバーシティ・スタディーズ』とは、2010年にスタートした短期集中型のワークショップです。 「インナーハーバーエリア」と呼ばれている、横浜の港湾を取り囲む水辺の都市部において、 都市や建築に関するフィールドワーク&リサーチを通して、第一線で活躍する専門家と学生が議論し、都市の再生案を提案することを目的に開催されてきました。 毎回、時代の最先端で活躍するプログラム・ディレクターにより、ワークショップのテーマが出題されます。

今年のプログラム・ディレクターは泉山塁威准教授で、テーマは「プレイスとネットワークから構築する『リバブルシティ・ヨコハマ』」でした。このワークショップでは、観光客が多く訪れる関内エリアと比べて多様な用途の混在する関外エリアをリバブルシティ(住みたくなる都市)として再生する提案が求められました。学生たちは異なる大学や学年からなるグループを組み、関内駅周辺エリア、黄金町エリア、伊勢佐木モール、大通り公園、横浜橋通商店街の5つのエリアから1つを選び、提案しました。

参加学生は、30名、11大学が参加し、建築学科からは、都市計画研究室(泉山ゼミ)4年生5名(佐野充季さん、菅原悠希さん、前田洋伯さん、松田晃太さん、米田康平さん)、建築計画研究室(二瓶ゼミ)大学院生1名(石井皓基さん)、学部3年生2名(柴田拓馬さん、吉田薫澄さん)が参加しました。

詳細や成果は、都市計画研究室(泉山ゼミ)の学生レポートをご覧ください。

-ディレクター-
泉山塁威(都市戦略家、日本大学理工学部・准教授、一般社団法人ソトノバ共同代表理事)

-オープニング講演者-
今佐和子(国土交通省都市局)「ウォーカブルシティ」
河北直治(よこはま路上観察学会)「関内・関外の歴史」

-中間講評会ゲスト・レクチャー-
高松誠治(スペースシンタックスジャパン)「街路ネットワーク分析」

-最終講評会ゲスト-
野原卓(都市計画家、横浜国立大学・准教授)
西田司(建築家、オンデザインパートナーズ)
津川恵里(建築家、ALTEMY代表)

-チューター-
荒井詩穂那(首都圏総合計画研究所、一般社団法人ソトノバ理事)
田邊優里子(オンデザイン)
ヤップ・ミンウェイ(建築家、関東学院大学・助手)
松岡大雅(studio TRUE)
永田賢一郎(YONG architecture studio)

-コーディネーター-
片岡公一(都市計画家、山手総合計画研究所)
角野渉(建築家、kadono design NODE)
中津秀之(ランドスケープアーキテクト、関東学院大学)

 

by 泉山塁威

1984年、北海道札幌市生まれ/2009年、日本大学大学院理工学研究科不動産科学専攻博士前期課程修了/2015年、明治大学大学院理工学研究科建築学専攻博士後期課程修了/アルキメディア設計研究所、明治大学理工学部建築学科助手、同大学助教、東京大学先端科学技術研究センター、日本大学理工学部建築学科助教を経て、2023年、日本大学理工学部建築学科准教授。ほか、一般社団法人ソトノバ共同代表理事・編集長、一般社団法人エリアマネジメント・ラボ共同代表理事、PlacemakingX日本リーダー

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