レポート
2023年度 桜建賞審査会(卒業論文賞審査会)|設計・計画系
by SHUNKEN編集部

2月2日(金)に駿河台キャンパス タワー・スコラ7階にて、「2022年度桜建賞審査会(設計・計画系【論文】)」が開催されました。
3年生の後期に研究室配属が行われてから約1年半もの期間をかけて、卒業研究をまとめていきます。
研究室ごとにテーマがありますが、研究室で受け継がれているテーマではなく、学生の興味や関心から研究テーマを決定することもあります。

審査会には27題のエントリーがありました。
1次審査会では、4枚梗概・本論の提出を行い、投票により、上位17選を決定します。2次審査会ではプレゼンテーションを行い、学生と教員による議論を交わし、投票により賞を決定します。

研究テーマは「避難所の計画」や「建築の歴史」、「防災」、「都市の施策や評価」など多岐にわたります。
学生たちの熱量のこもった研究発表は、興味深いものであり新しい視点を与えてくれるものでした。
卒業後は社会に出る人もいれば、大学院に進学する人もいますが、卒業研究での経験を今後に活かしてほしいと思います。

厳正なる審査の結果、今年の受賞研究は以下となります。

・桜建賞(最優秀賞) 椛澤星莉瑠さん
「住民主体避難所の計画的運営に関する研究-千葉県我孫子市久寺家地区を対象として- 」

・駿優賞 吉川夏実さん
「西山夘三による持ち家主義批判の 経緯とその背景―庶民住宅史にみるすまいの社会化 と西山の思想をめぐって―」

・駿優賞 伊藤航太郎さん
「水害における避難タイミングと避難を促す要素の研究―2019年台風19号における福島県郡山市を事例として―」

・奨励賞 中村佳乃さん、松田晃太さん
「東京都港区新虎通りにおける「アイレベル施策」の分析と評価―歩行者視点からみた施策、空間的特徴、利用者の評価―」

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