47年という長い歴史を持つ国内で最大の規模の展覧会、学生設計優秀作品展(通称「レモン展」)が、8月26日(月)~29日(木)に渡って日本大学理工学部1号館にて開催されました。レモン展は、全国の大学から優秀な推薦作品が一堂に集まる展覧会で、日本の建築設計教育の高い水準を示す貴重な場として広く知られ、建築家を志す学生たちの登竜門とも言われています。47回目となった今回のレモン展は、全国57校77学科から卒業設計作品が出展され(修士設計は20校22専攻)、初めて本学を会場として開催されました。会場デザインや運営には本学を中心とした6つの大学で編成された学生ワーキンググループが携わっています。
開催期間中は5名の建築家たちによる講評会が行われ、各審査員賞5点、および11点のレモン賞が決定しました。
本学理工学部建築学科からは妹尾美希さん(山中研卒)の卒業設計が出展されレモン賞を受賞しています。
なお、修士設計では波多野諒君(古澤研卒)の作品が出展されました。
また、学生ワーキンググループによる自主企画のトークイベントも開催され多くの来場者で賑わいました。
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【 第47回学生設計優秀作品展 -建築・都市・環境-】
会 期:2024年8月26日(月)~29日(木)
時 間:10:00~19:00(最終日は15:00まで)
会 場:日本大学駿河台キャンパス1号館(東京都千代田区神田駿河台1丁目8-14)
入 場:無料
◆講評会
日時:8月28日(水)
出展者によるポスターセッション 10:30〜12:30
優秀作品講評・表彰 14:00〜17:30
入場無料
場所 : 日本大学駿河台キャンパス1号館
審査委員長 木下庸子(設計組織ADH/工学院大学名誉教授)
審査委員
堀 啓二(山本堀アーキテクツ/共立女子大学学長)
西田 司(オンデザインパートナーズ/東京理科大学)
金野千恵(teco/京都工芸繊維大学)
森部康司(yAt構造設計事務所/昭和女子大学)
※敬称略、順不同
◆学生WG企画イベント
会期中 会場内特設コーナーにて展示
◆学生トークイベント:「Scale」
日時:8月27日(火)15:00~16:30
ゲストスピーカー:
門脇耕三(明治大学)
野口理沙子+一瀬健人(イスナデザイン)
モデレーター:
高橋侑臣(日本大学理工学部建築学科)
※敬称略、順不同