レポート
ランドスケープをつくる 模型でみる日本の名作住宅|日本の名作住宅からの学び
by SHUNKEN編集部

「建築学の実践」で制作した学生たちの模型が東京都庭園美術館に!

「建築学の実践」で学生たちが制作した模型が東京都庭園美術館の正門横のスペース(ショップ&カフェ)に展示されました!演習を伴うこの授業は令和5年度からスタートした4年前期の選択科目で、設計系、計画系、構造系、環境系の各分野の学生たちがグループを組んで課題に取り組むのが特徴です。学生たちは、名作と言われている住宅作品を取り上げ、様々な分析を行いながら1/20スケールの精巧な模型を作成し、なぜこの作品が名作であるのか、その理由を探ります。

そしてこの度、昨年度と今年度で制作された9つの模型による展示が、「ランドスケープをつくる 模型でみる日本の名作住宅」と題された企画展として実現しました。

会場のレイアウトや設営も学生たちが協力し合って行っており、会期期間中はなんと7000名(!)を超える方々にお越し頂きました。

また、この企画展にあわせて、「日本の名作住宅からの学び」というトークイベントも開催され、本科目の担当教員の佐藤光彦教授と古澤大輔准教授が登壇しました。トークイベントは座談会形式で行われ、東京都庭園美術館館長の妹島和世氏を交え、文化学園大学准教授の種田元晴氏の進行のもと、活発なディスカッションが行われました。

展示されたこれらの模型は今後オープンキャンパスなどで展示していく予定ですので、興味のある方は実際にご覧いただければと思います。

トークイベントの様子。熱気に包まれた満席の会場。(写真提供:東京都庭園美術館)

佐藤光彦教授(右)と進行役の種田元晴氏(左)。(写真提供:東京都庭園美術館)

古澤大輔准教授(左)と妹島和世館長(右)。(写真提供:東京都庭園美術館)

A_スカイハウス(菊竹清訓|1958)

B_塔の家(東孝光|1966)

C_水無瀬の町家(坂本一成|1970)

D_松川ボックス(宮脇檀|1971)

E_中心のある家(阿部勤|1974)

F_原邸(原広司|1974)

G_上原通りの住宅(篠原一男|1976)

H_住吉の長屋(安藤忠雄|1976)

I_岡山の住宅(山本理顕|1992)


 

【ランドスケープをつくる 模型でみる日本の名作住宅】
会期:2024年9月26日(木)〜11月10日(日)
時間:10:00 – 18:00
会場:東京都庭園美術館 正門横スペース
入場:無料
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
主催:東京都庭園美術館、株式会社Fermier
監修:東京都庭園美術館館長 妹島和世
企画:日本大学理工学部建築学科
協力:公益財団法人 大林財団

【美術館講座2024第2回「日本の名作住宅からの学び」】
日時 2024年11月8日(金)18:00~19:30
場所 東京都庭園美術館 新館 ギャラリー2
対象 どなたでも(手話通訳・文字表示支援あり)
定員 80名(事前申込制・応募多数の場合抽選)
講師 <登壇者>
佐藤光彦(建築家|日本大学理工学部建築学科教授)
古澤大輔(建築家|日本大学理工学部建築学科准教授)
妹島和世(建築家|東京都庭園美術館館長)
<進行>
種田元晴(建築史家|文化学園大学造形学部准教授)
————————————————————-
展示会情報

正門横スペースにおける展示のお知らせ


トークイベント情報

美術館講座2024 第2回「日本の名作住宅からの学び」(手話通訳・文字表示支援あり)


————————————————————-
【展示模型リスト】
A.スカイハウス(菊竹清訓|1958)
B.塔の家(東孝光|1966)
C.水無瀬の町家(坂本一成|1970)
D.松川ボックス(宮脇檀|1971)
E.中心のある家(阿部勤|1974)
F.原邸(原広司|1974)
G.上原通りの住宅(篠原一男|1976)
H.住吉の長屋(安藤忠雄|1976)
I.岡山の住宅(山本理顕|1992)

by SHUNKEN編集部
ハッシュタグ
👉
WHAT'S SHUNKEN WEB
  • TOP
  • SHUNKEN WEB
  • ランドスケープをつくる 模型でみる日本の名作住宅|日本の名作住宅からの学び