2026年7月29日~31日の3日間に、夏期集中授業として「コンストラクションワークショップ」が行われました。「コンストラクションワークショップ」は、建築技術者として必要不可欠な技術・技能および安全管理などの基礎を、実習を通して学習するものであり、2022年に第1回目が実施されて、今年で5回目となりました。

実習(鉄筋・型枠組立て)の状況
受講者は、建築学科3・4年生の計31名で、実習は6~7名ずつの5つのグループに分かれて行いました。1日目は、鉄筋コンクリート工事(主に鉄筋・型枠工事)の概要、構造図の読み方、安全管理・危険予知活動(KYK)などの講義の後に、配筋図の書き方についての説明を受けて配筋図を作成しました。実習として、2日目には配筋図をもとに鉄筋を、3日目には型枠を組み立てて、解体作業までを行いました。
実習では、科目担当者の中田善久 教授、宮田敦典 助教、横山裕 特任教授、渡邉悟士 准教授、安藤理人 非常勤講師((株)小黒組)のほか、鹿島建設(株)、清水建設(株)、大成建設(株)、(株)フジタ、前田建設工業(株)でご活躍されている本学のOB・OGを講師としてお呼びし、さらに東京都職業能力開発協会から5名の鉄筋マイスター(小林正人((有)小林興業)、石川清一((株)松伸)、藤池晴行((株)セイテック)、藤本真司(大東鉄筋(株))、矢竹雄希((株) 矢竹鉄筋工業))、東京建設工業協同組合から3名の型枠大工の皆様(佐藤祐二((株)荒井工務店)、新妻和也((株)練成工業)、澤田喜晴((株)神谷建設))を派遣いただき、受講生は建築現場のプロフェッショナルから熱心な指導を受けました。

配筋図の作成状況

鉄筋組立ての状況

型枠組立の状況

検査・講評の状況
コンストラクションワークショップに参加した学生達からは、次のような感想が聞かれました。
「座学だけでなく、実際の鉄筋・型枠工事の作業を体験できたことは、将来施工管理業務に携わるうえで役立つ経験になったと感じました。」
「企業の方から施工時の注意点や工夫を直接教えていただき、図面だけでは分からない施工の難しさや重要性を学ぶことができました。」
「現場では個々の作業が建物の品質や安全につながっていることを実感することで、ものづくりの面白さと責任の重さを感じることができました。」
「設計と施工のつながりを実際に体験できたことで、普段の設計課題に対する見方も変わったように思います。」
「グループのメンバーとうまくコミュニケーションを取って仲を深めることができ、実習においても人間関係においても成長することができたと感じました。」
本実習での学びを、ぜひ今後に活かしてほしいと思います。
