海外出張・研修レポート
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海外研修旅行2019 No.1”現代アートの魅力を発見できた旅”
by SHUNKEN編集部

海外研修旅行レポート From SHUNKEN 2020 Jan. vol.47 no.4

 

私は絵が好きで、美術館によく遊びに行きます。今回の海外研修旅行のコースは、佐藤慎也先生の引率による美術館を巡るコースだったので、私にとって楽しみは多かったです。研修旅行中は、現代アートの美術館を中心に観て回りました。現代アートというと、なんだか意味のわからない作品ばかりで、それまで古典的な西洋絵画を中心に観てきた私には、苦手意識がありました。しかし、毎日美術館に足を運ぶうちに、現代美術の良いところ、面白いところ、見方などにコツが掴めてきます。これは、研修旅行で得た大切な財産のひとつです。 1番好きな現代美術館は、ドイツのアプタイベルク美術館でした。展示作品も、建築も、とても良かった。

ミラノ・スカラ座の客席からの写真。紅のベルベットと金の装飾が愛おしい。

自由研修日には、古典美術館を主に巡りました。バルセロナのカタルーニャ美術館、ウィーンの美術史美術館、パリのオルセー美術館が、巡った中のお気に入りでした。自由時間に、佐藤先生とたまたま立ち寄ったミラノの美術館で、思いがけずミレーの『オフィーリア』と出会えた瞬間は最高でした。図録は枕元に置いて寝ています。  本当に、毎日夢みたいに楽しかったです。昼間は素敵な建築を観て回って、いろんな人の写真に写り込んで遊び、美味しいものを食べて、夜はホテルで友達と部屋に集まってお喋りをする24日間でした。その土地でしか手に入らない本もたくさん買えました。実際に建築も観た、建築家のオットー・ワーグナーの図集が一番のお気に入りです。時間もたくさんあるので、今まで話したことがなかった同級生や先輩と仲良くなれて、友達も増える良い機会となりました。

パリのオルセー美術館。美しいアーチの織りなす空間に加え、所蔵作品が好み過ぎて天国みたいな場所だった。

TEXT=宮崎桃歌(2年)

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