2024年6月30日から7月5日にかけて、イタリア・ミラノで開催されたWCEE2024(第18回世界地震工学会議)に参加・発表するとともに、ヨーロッパの建築視察を行ってきました。
WCEE2024(第18回世界地震工学会議)は、世界中の地震工学の研究者が一堂に会する国際会議です。この会議では、地震工学の最新の研究成果や技術革新、実践的なアプローチについて議論し、共有することを目的としています。また、企業展示やネットワーキングイベントも同時開催され、業界の最新技術について情報交換を行う場も提供されています。
私はこの会議でポスターセッションに参加し、発表を行いました。国際会議への参加は今回が初めてで、発表に関して様々な難しい点もありましたが、海外の多様な研究発表を聴くことができ、非常に良い経験となりました。4年後には、WCEE2028がカナダ・モントリオールで開催されるので、次回の発表を目指して日々の研究に励みたいと思います。
今回の経験を通じて、研究発表ももちろんですが、新しい土地で未知の文化に触れることは、多くの経験と学びを得ることができると感じました。皆さんも渡航のチャンスがあれば、ぜひ一歩を踏み出す勇気を持ってみてください。
国際会議会場(Allianz MiCo – Milano Convention Centre Milan, Italy)
開会式の様子
プレゼンテーション発表の様子
(環境・防災都市共同研究センター 技手 郭さんと参加し、撮影してもらいました。)
ミラノのドゥオーモ(Duomo di Milano)
(ミラノ・パリ・ロンドンの建築を色々と見てきたなかの1枚です)
1995年 群馬県生まれ/2018年 日本大学理工学部建築学科卒業/2020年 日本大学理工学研究科建築学専攻博士前期課程修了/2020年~ 日本大学理工学部建築学科助手