

2023年7月1日に学生サマーセミナー(Student Summer Seminar:SSS)2023「集積あるいは変化するストラクチュラル・アート」が開催されました。SSSは2001年からスタートした日本建築学会が主催する、「ものづくり」の楽しさ・面白さを体感してもらうことを目的としたワークショップです。
国内外の学生など約200名での集合写真
日本大学理工学部建築学科の空間構造デザイン研究室は、協力スタッフとして毎年開催されるこのワークショップの企画・運営に携わっています。今年も4年生が主体となって作品の制作に参加し、大学院生を中心にSSSの運営を行いました。
近年ではコロナ渦の拡大によりSSSも中断(2020)、オンライン(2021)、縮小化(2022)を余儀なくされていましたが、今年は従来の形を復活することができ、当日は国内外の学生など約200名が参加しました。運営に携わった大学院生は、従来の開催方法も知らない中で大変苦労したと思いますが、無事開催することができたことで、達成感を味わうことができたと思います。
ホールでの制作風景
中庭での制作風景
ワークショップ当日は、1次選考で選ばれた24作品(応募作品数:67作品(国内53件、海外14件))が制作されました。4年生を中心とする制作チームは、2作品が1次選考を通過しました。また、最優秀賞2作品、優秀賞4作品に次ぐ、選考委員賞・協会賞の内の2つに選ばれました。2~3m程度のストラクチュラル・アートを制作する中で普段体験することのできない、「ものづくり」の楽しさ・おもしろさ・難しさを体験できたかと思います。この経験を今後に生かしてほしいと思います。
受賞した2作品(左:作品名「蓮」、右:作品名「花火」)
来年以降も開催予定ですので、研究室以外の学生の参加もお待ちしています。
【関連ページ】
ニュース:2023.07.01|建築学科4年の学生10名(空間構造デザイン研究室) が「日本建築学会・ 学生サマーセミナー2023」にて選考委員賞を受賞!

1994年、東京都武蔵野市生まれ。私立成蹊高等学校卒業/2017年、日本大学理工学部建築学科卒業/2019年、日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了/2019~2022年、 (株)日建設計 勤務/2022年~日本大学理工学部建築学科