2024年9月5日(水)から7日(金)にかけて、理工学研究科博士前期課程建築学専攻1年の深津壮と都市計画研究室(泉山ゼミ)指導教員の泉山塁威准教授が、シンガポールでエリアマネジメントに関する研究調査を行いました。なお、今回の研究調査は、公益財団法人鹿島学術振興財団による一般研究助成の一貫として行いました。 シンガポールの特徴的な都…
令和6年8月22日から9月6日の16日間、フランス、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークの5か国を訪れました。日本の文化とは異なる海外で過ごした16日間は、すべてが新鮮で、刺激的な日々でした。また、サヴォア邸、アアルトの建築など私たちが写真を通して見てきた建築を実際に見たときは感動しました。 実際に体験することで建築の魅力を新たに発見できたこと…
2024年、COVID-19によるパンデミック以降、5年ぶりとなる海外研修旅行が行われました。私が学部2年生の頃に参加を希望していた海外研修旅行は、感染症の蔓延によって中止となりましたが、修士2年時に研修旅行が再開することを聞き、参加することを決意しました。私が参加したコースは、フランス、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークと北欧中心の全5か国…
2024年6月30日から7月5日にかけて、イタリア・ミラノで開催されたWCEE2024(第18回世界地震工学会議)に参加・発表するとともに、ヨーロッパの建築視察を行ってきました。 WCEE2024(第18回世界地震工学会議)は、世界中の地震工学の研究者が一堂に会する国際会議です。この会議では、地震工学の最新の研究成果や技術革新、実践的なアプローチについて議論…
2023/7/10-14にオーストラリア・メルボルンで開催されたIASS(シェル空間構造国際会議)2023への参加と併せて、オーストラリアの建築視察に行ってきました。 IASSとはInternational Association for Shell and Spatial Structuresの略称であり、建築の構造分野の中で、スタジアム等の大空間建築に代…
海外研修旅行レポート From SHUNKEN 2020 Jan. vol.47 no.4 私が、今回の海外研修で最も印象に残っているのは、サクラダ・ファミリア贖罪教会である。まだ海外研修3日目の見学ということもあって、非常に衝撃を受けた。ファサードはテレビや写真でよく見ていたが、内部に入り、その美しさに圧倒されたのを覚えている。息をのむ美しさ…
海外研修旅行レポート From SHUNKEN 2020 Jan. vol.47 no.4 「旅というのは、空港に着いた時に終わるのではなく、周囲の景色が、わざわざ目を凝らすこともない日常に戻った時に終わる」小説家、角田光代の言葉である。満員電車に乗り、人混みを掻き分けて大学に通う、忙しない東京での生活に戻った今、思い返せば、夏の研修で過ごした…
海外研修旅行レポート From SHUNKEN 2020 Jan. vol.47 no.4 今までで間違いなく、一番多く建築を見た24日間だった。はじめて来たヨーロッパに最初は慣れることができず、言葉や街並み、食事などにいちいち戸惑っていた。しかし、次第に慣れていき、帰国したときには日本の言葉、街並み、食事に戸惑ってしまうほど、ヨーロッパの文化…
海外研修旅行レポート From SHUNKEN 2020 Jan. vol.47 no.4 私は絵が好きで、美術館によく遊びに行きます。今回の海外研修旅行のコースは、佐藤慎也先生の引率による美術館を巡るコースだったので、私にとって楽しみは多かったです。研修旅行中は、現代アートの美術館を中心に観て回りました。現代アートというと、なんだか意味のわか…
海外研修旅行レポート From SHUNKEN 2019 Jan. vol.46 no.4 各時代を代表する名建築をなぞりながら、ヨーロッパ全土を駆け抜ける旅。大川先生の先導のもと、脈々と続くヨーロッパ建築史の大いなる川に身を委ね、身を以てその体系を学んだ24日間であった。語りたいことは山ほどあるが、旅に一貫してあった「文脈」という視点を中心に振り返りたい。…
海外研修旅行レポート From SHUNKEN 2019 Jan. vol.46 no.4 青く乾燥した空の下、勧誘の声、車の音、観光客の視線、あまい匂いが五感を刺激する。しかし、町中に佇む教会には、暗がりの静けさがあり、一歩入ると異世界だった。中でもシュテファン教会の高く天まで伸びるシャフトから、リブがあらゆる方向に延びていく様子は、枝分かれする木々のよう…